デフォルトのメンテナンス設定を構成する
Settings ページには、すべてのメンテナンス job のデフォルト値があります。job 側で変更しない限り、job はこの値を使います。
Janitor には最初から安全なデフォルト値が設定されています。ここで何も変更しなくても使用できます。
前提条件
- role に
maintenance:manageが含まれていること。設定を表示するだけならmaintenance:readで十分です。
設定を開く
- サイドバーで Janitor → Settings を選択します。
- 変更するカードを探します。カードは Schedule、Maintenance window、Concurrency、Maintenance options の 4 つです。
- カードの右上にある編集アイコンを選択します。
- 値を変更し、Save を選択します。

Schedule
| フィールド | 設定内容 | 指定できる値 |
|---|---|---|
| Schedule | job を実行するデフォルトの時刻です。毎日、毎週の指定曜日、毎月の指定日のいずれかを、選んだ時刻で実行します。 | — |
| Timezone | スケジュールのタイムゾーンです。 | 一覧のタイムゾーン |
| Schedule checker (s) | Janitor が実行予定の job を確認する間隔(秒)です。 | 10~3600 |
| Query timeout (s) | Janitor がメンテナンスクエリの応答を待つ時間(秒)です。 | 30~3600 |
Maintenance window
メンテナンスウィンドウは、job のスケジュールを設定できる 1 日の時間帯です。たとえば 00:00~06:00 です。Lakehouse の負荷が低い時間帯を選んでください。
| フィールド | 設定内容 |
|---|---|
| Start | ウィンドウの開始時刻(HH:MM)。 |
| End | ウィンドウの終了時刻(HH:MM)。 |
ウィンドウは日付をまたいでもかまいません。たとえば 22:00~06:00 です。
ウィンドウを設定すると、次回の実行がウィンドウ外になる job は保存できません。Janitor はエラーを表示し、別の時刻を選ぶよう求めます。ウィンドウを設定していない場合は、どのスケジュールでも設定できます。
Concurrency
これらの上限で、同時に動作する実行の数を制御します。値を大きくするとメンテナンスは早く終わりますが、Lakehouse の負荷が高くなります。
| フィールド | 設定内容 | 指定できる値 |
|---|---|---|
| Max concurrent runs | Lakehouse 全体で同時に動作できる実行の数。デフォルトは 1。 | 1~100 |
| Max concurrent runs per catalog | 1 つの catalog で同時に動作できる実行の数。 | 1~Max concurrent runs の値 |
| Max manual runs | Run で開始した実行のうち、同時に動作できる数。 | 1~Max concurrent runs の値 |
| Max concurrents start | 1 回の確認で Janitor が開始できるスケジュール実行の数。デフォルトは 1。 | 1~Max concurrent runs の値 |
たとえば Max concurrent runs が 5 の場合、残りの 3 つの上限は 1~5 の範囲で設定できます。
Maintenance options
これらのオプションは新しい job のデフォルト値です。後から job ごとに変更できます。
| オプション | デフォルトでオン | 保持期間 |
|---|---|---|
| OPTIMIZE | はい | — |
| EXPIRE SNAPSHOTS | はい | Snapshot retention (days)、デフォルトは 7 |
| ORPHAN CLEANUP | いいえ | Orphan retention (days)、デフォルトは 7 |
保持期間は 7~365 日です。
ORPHAN CLEANUP はファイルを完全に削除します。元に戻せません。
Orphan retention (days) は Snapshot retention (days) と同じかそれより長くしてください。短い場合、Janitor は変更を保存しますが、警告を表示します。保持中の snapshot がまだ使っているファイルが削除される可能性があるためです。
メンテナンスの内容を参照してください。
問題が発生した場合
| 状況 | 意味 | 対処 |
|---|---|---|
| 値が範囲外 | 最小値より小さいか、最大値より大きい値です。 | 指定できる範囲の値を入力してください。入力ルールを参照してください。 |
| 上限が Max concurrent runs より大きい | Max concurrent runs per catalog、Max manual runs、Max concurrents start は Max concurrent runs を超えられません。 | 値を下げるか、先に Max concurrent runs を上げてください。 |
| 保持期間が 7 日未満 | 保持期間は 7 日以上にする必要があります。 | 7 日以上を選んでください。 |
| Save でアクセスエラーになる | role に maintenance:read しかありません。 | 管理者に maintenance:manage を依頼してください。 |