概要
FPT MongoDB Enterprise は、MongoDB Enterprise を基盤とするフルマネージドの NoSQL Database-as-a-Service です。基盤インフラを管理することなく MongoDB cluster をデプロイ、運用、拡張できます。server のパッチ適用も、replication の構築も不要です。
このサービスは、database を動かすまでに通常必要となる運用作業を引き受けます。provisioning、自動 backup と point-in-time recovery、リアルタイムの monitoring、alert、リソースの柔軟なスケーリング、設定の集中管理です。FPT Cloud の運用チームが SLA のもとで 24 時間体制で運用します。
何が動くか
MongoDB Enterprise です。デプロイアーキテクチャは Single Node と Replica Set の 2 種類があり、開発者用のサンドボックスから failover を備えた本番システムまで同じサービスでカバーできます。複数の MongoDB Enterprise バージョンが同時にサポートされます。一覧と日付は Database Engine のバージョン を参照してください。
どんな用途に向くか
水平方向のスケール、柔軟なスキーマ、大規模データ処理を必要とするアプリケーションに適しています。
- モバイル / バックエンドシステム
- 分析プラットフォーム
- IoT ワークロード
- フィンテックシステム
- デジタルプラットフォーム
データの関連性が強く、join を多用するクエリが中心の場合は、リレーショナル engine のほうが適しています。FPT Database Engine が PostgreSQL、MySQL、MariaDB、SQL Server をカバーしています。
セキュリティの考え方
セキュリティは後付けではなく、サービスに組み込まれています。
- 保存時および転送時のデータ暗号化
- きめ細かな権限設定が可能な role-based access control
- VPC 統合により、cluster はお客様自身のネットワーク境界内に配置されます
- Security Group による IP ベースのアクセス制御
責任共有モデル
マネージドであることは、放置してよいという意味ではありません。サービスを前提に設計する前に、この境界を理解しておいてください。
| FPT Cloud の責任範囲 | お客様の責任範囲 |
|---|---|
| インフラとその上のプラットフォーム | データとその内容 |
| database のコア運用 — provisioning、パッチ適用、failover | スキーマ設計とインデックス戦略 |
| backup の実行、monitoring の収集、alert の配信 | アプリケーションからのアクセス、credential、ビジネスロジック |
| SLA に基づくサービス可用性 | 可用性要件に合ったアーキテクチャの選択 |
実際的な帰結として、FPT Cloud は engine を動かし続けますが、Single Node cluster にはプラットフォームがどれだけ健全でも failover がありません。その選択はお客様のものであり、provisioning の時点で決まります。
次のステップ
- 機能 で機能の全体像を確認する
- サービスアーキテクチャ で Single Node と Replica Set を選ぶ
- 初期設定の要件 を provisioning の前に確認する