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Backup & Restore の概要

FPT Database Engine の backup は 4 つの要素で構成され、必要な要素がすべて揃って初めてデータが保護されます。最も多い失敗は、最初の要素で止まってしまうことです。

要素役割単体では
backup サービス保存容量を確保し、すべての job が使う共通ポリシーを保持します何も backup されません
backup job復旧ポイントを実際に生成するスケジュールです復旧可能なデータを作るのはこれです
PITRarchived log を保持し、特定の時点まで復旧できるようにしますfull backup job が必要で、有効化後の次の full backup 完了まで効果はありません
restore復旧ポイントまたは特定時点から新しい database を作成します元の database を上書きすることはありません
警告

backup サービスを有効にするだけでは何も backup されません。データが保護されるのは、backup job が存在し、それが 1 回以上実行された後です。

設定する順序

各ステップが次のステップの前提であり、大半は console 側で強制されます。

  1. 通知先を設定します。 メールアドレスか Telegram チャネルが 1 つ以上ないと backup を有効化できません。アラートの管理 を参照してください。
  2. backup サービスを有効にします。 database 全体の backup 容量を設定します。Backup サービスの管理 を参照してください。
  3. full backup job を作成します。 backup スケジュールの設定 を参照してください。
  4. PITR を有効にします。 秒単位の復旧が必要な場合のみです。PITR の有効化と無効化 を参照してください。

ステップ 1 から 3 は、database の作成 の付加サービスのステップでも設定できます。

backup job の種類

種類対象対応 engine
Fulldatabase 全体対応するすべての engine
Differential直近の full backup 以降の変更分のみPostgreSQL, MySQL, MariaDB, SQL Server

differential job は full job に依存します。retention は job ごとに、保持する世代数で設定します。

データを復旧する

どちらの復旧経路も既存の database を修復するのではなく新しい database を作成するため、2 つ目の database 用の quota を見込み、アプリケーションの接続先を切り替える前提で計画してください。

必要なもの使う機能対応 engine
ある backup 時点の状態backup からの restore対応するすべての engine
特定の時点の状態特定時点への復旧PostgreSQL, MySQL, MariaDB

プラットフォーム外へのコピー

backup は FPT が管理する分離された専用 storage に保存されます。長期保管、オフサイトのコピー、他システムへのデータ引き渡しなど、自分の管理下にコピーが必要な場合は backup データを S3 に転送する を使ってください。

費用

backup の保存容量は database とは別に課金され、PITR は archived log を backup と併せて保持するためさらに費用が増えます。容量は job ごとではなく database のすべての backup job に適用されるため、どちらも有効化する前に見積もっておく価値があります。

次のステップ