トラブルシューティング
DevOps Pipeline のワークフロー内で発生しやすい問題を、発生する場所ごとにまとめています。ここに記載のない問題がある場合は、Project Admin または Organization Admin に連絡してください。
Project と権限
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| Project が一覧に表示されない | アクセス権限が付与されていません。 | Organization Admin に連絡してください。 |
| Create project ボタンが表示されない | Project を作成する権限がありません。 | 管理者に連絡してください。 |
| Project を編集できない | 編集権限が不足しています。 | 管理者に連絡してください。 |
| Project が検索結果に表示されない | キーワードが間違っているか、アクセス権限がありません。 | 検索キーワードを確認してください。 |
| Project を開けない | アクセス権限が取り消されています。 | 管理者に連絡してください。 |
参照: Project の管理
Pipeline の作成と保存
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| Pipeline を作成できない | 十分な権限がないか、Project が正しく設定されていません。 | Project Admin に連絡してください。 |
| Source 追加時にリポジトリが表示されない | Git Connection が設定されていないか、リポジトリへのアクセス権限がありません。 | Connection の設定を確認してください。 |
| Pipeline を保存できない | Pipeline が最低限の要件を満たしていません(Pipeline Source、Stage、Job のいずれかが未追加)。 | Pipeline Source、少なくとも 1 つの Stage、少なくとも 1 つの Job を追加してください。 |
よくある質問
- 1 つの Stage に複数の Job を作成できますか? できます。CI/CD ワークフローに応じて、1 つの Stage に複数の Job を含めることができます。
- Pipeline 作成後に Stage を追加できますか? できます。Pipeline はいつでも編集し、新しい Stage を追加できます。
参照: Pipeline の作成と設定
Trigger
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| Pipeline が自動的に実行されない | Auto Trigger が有効になっていません。 | Trigger の設定を確認してください。 |
| Push しても Pipeline が実行されない | Branch が Branch Filter の条件に一致していません。 | Branch Filter を確認してください。 |
| GitLab で Webhook エラーが発生する | URL または Token が正しくありません。 | Webhook の設定を確認してください。 |
| Token 再生成後に Trigger が動作しなくなる | GitLab 側でまだ古い Token が使われています。 | GitLab 側の Token を新しいものに更新してください。 |
| Webhook の情報が表示されない | Trigger が有効になっていません。 | 先に Auto Trigger を有効にしてください。 |
参照: Trigger の設定
Deploy
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| Deployment を保存できない — Job Name が未入力 | Job Name フィールドが空です。 | 有効な Job Name を入力してください。 |
| Deployment を保存できない — Environment 未選択 | Environment が選択されていません。 | Environment を選択してください。 |
| Deployment を保存できない — Deployment Strategy 未選択 | Deployment Strategy が選択されていません。 | Deployment Strategy を選択してください。 |
| Deployment を保存できない — Chart Version 未選択 | Chart Version が選択されていません。 | Chart Version を選択してください。 |
| YAML 形式が無効 | Values YAML に構文エラーがあります。 | YAML を確認して修正してください。 |
| ConfigMap Name が必須です | ConfigMap 名が入力されていません。 | ConfigMap 名を入力してください。 |
| ConfigMap Key が重複しています | ConfigMap 内で Key が重複しています。 | 別の Key を使用してください。 |
| Secret Name が必須です | Secret 名が入力されていません。 | Secret 名を入力してください。 |
| Secret Key が重複しています | Secret 内で Key が重複しています。 | 別の Key を使用してください。 |
| Environment が利用できません | Environment が設定されていません。 | 先に Environment を設定してください。 |
| 編集権限がありません | 権限が不足しています。 | Project Admin に連絡してください。 |
| Namespace が見つかりません | Namespace が Environment 内に存在しません。 | Environment の設定を確認してください。 |
| Image Version が表示されない | Image がまだ build または push されていません。 | Build Pipeline を確認してください。 |
| Auto Deploy が実行されない | Deployment Trigger が Auto に設定されていません。 | Deploy 設定を確認してください。 |
| Auto Deploy が実行されない | Pipeline が Failed ステータスで完了しています。 | Pipeline Run を確認してください。 |
| Deploy が失敗しました | Deploy 設定が無効です。 | Deploy 設定を確認してください。 |
| Deploy が失敗しました | Environment が利用できません。 | Cluster と Namespace を確認してください。 |
参照: Deploy Job の設定とアプリケーションの Deploy
Kubectl job
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| Git repository を選択すると「No Git credential configured」と表示される | Project に Git connection がまだ追加されていません。 | 先に Credentials で Git connection を追加してください。 |
| dry-run のステップで Job が失敗する | manifest の内容にエラーがあります。 | manifest を確認して修正してください。dry-run は実際の apply の前にエラーを検出するため、cluster には影響しません。 |
| "Add job" で保存した Job が、ページを離れると保持されない | Pipeline 自体が保存されていません。 | Save Pipeline をクリックしてください。"Add job" は現在の編集セッション内で Job を保存するだけです。 |
| Apply 以外の Operation で Arguments フィールドが表示されない | 選択している Operation が間違っているか、直前に変更されました。 | 選択した Operation を確認してください。各 Operation には専用の Configuration があり、Operation を切り替えると以前のフィールドはクリアされます。 |
Run と監視
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| Run Pipeline をクリックしても Pipeline が実行されない | 実行権限がないか、Pipeline の設定が完了していないか、一時的なシステムエラーが発生しています。 | アクセス権限を確認し、必要であれば Project Admin に連絡してください。 |
| Pipeline Run が失敗した | build、test、deploy のいずれかが失敗したか、対象の Environment が利用できません。 | Stage と Job のログを確認して原因を特定してください。 |
よくある質問
- 複数の Pipeline Run を同時に実行できますか? できます。Run Pipeline をクリックするたびに、新しく独立して管理される Pipeline Run が作成されます。
- 完了済みの Pipeline を停止できますか? できません。Stop Pipeline は Pipeline が Running 状態のときのみ使用できます。
- 停止した Pipeline を、停止した地点から再開できますか? できません。新しい Pipeline Run を作成する必要があります。
履歴とログ
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 「Run history」タブが表示されない、またはクリックできない | Pipeline の閲覧権限がありません。 | 管理者にアクセス権限を依頼してください。 |
| ドロップダウンの「Run history」がグレーアウトしている | Pipeline が一度も実行されていません。 | まず Pipeline を 1 回実行してください。 |
| 検索しても結果が表示されない | キーワードが間違っているか、2 文字未満です。 | 2 文字以上入力し、Run ID または実行者名を確認してください。 |
| 「Re-run」ボタンが無効になっている | 元の Run がまだ Processing 状態です。 | 現在の Run が完了するのを待つか、先に停止してください。 |
| Re-run で「Config no longer valid」と表示される | 元の Run の設定が削除されています。 | 現在の Pipeline 設定から新しい Run を作成してください。 |
| 「Stop」ボタンが表示されない | Run が Processing 状態ではありません。 | Stop は実行中の Run でのみ使用できます。 |
| Actor に「Unknown user」と表示される | トリガーしたユーザーがシステムにもう存在しません。 | 通常の表示です。対応は不要です。 |
| 「Deployment history」タブが表示されない | Pipeline の閲覧権限がありません。 | 管理者にアクセス権限を依頼してください。 |
| 「Nothing found」と表示される | Pipeline にまだ Deploy がありません。 | 先に 1 回 Deploy を実行してください。 |
| 「View log」ボタンがグレーアウトしている | Deployment にまだログがありません。 | 対応は不要です。 |
| 「View run」ボタンがグレーアウトしている | Run ID がもう存在せず、Run は削除されていて復元できません。 | 対応は不要です。 |
| 「Cancel」オプションが表示されない、またはグレーアウトしている | Deployment が Processing 状態ではありません。 | Cancel は実行中の Deployment でのみ使用できます。 |
| 「Deployed by」に「Unknown」と表示される | トリガーしたユーザーがもう存在しません。 | 通常の表示です。対応は不要です。 |
| 「Deployed by」に「System」と表示される | Deploy が自動的にトリガーされました。 | 自動 Deploy の通常の表示です。 |
| Deployment Detail パネルに警告バナーが表示される | Previous と Current が異なる Environment に属しています。 | 想定される動作です — 異なる Environment 間ではすべてのフィールドが異なります。同じ Environment 内の Deployment を比較してください。 |
参照: Pipeline の履歴とログ
Credentials、Environment、scan job、approval gate
| 問題 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| SonarQube connection の検証に失敗する | Server URL または authentication token が正しくありません。 | URL を確認し、SonarQube で新しい token を発行してください。 |
| SonarQube scan job で選択できる connection がない | Project に SonarQube connection がまだ作成されていません。 | 先に Credentials → SonarQube で connection を作成してください。 |
| Deploy Job の設定時に Environment が表示されない | その cluster に Environment が追加されていません。 | 先に Environments タブで Environment を追加してください。 |
| Trivy scan が常に Security Gate で失敗する | 選択した深刻度が image の検出結果と一致しています。 | 深刻度の選択を調整するか、"Fail pipeline" ではなく "Continue with warning" を選択してください。 |
| Approver が自分自身の Run を approve できない | Self-approval はブロックされます — Actor と Approver が同一ユーザーです。 | 別のユーザーに approve してもらうか、設定済みの Approver を変更してください。 |
| Gate stage で Run が自動的に reject される | 設定した Timeout 内に approve の判断が行われませんでした。 | Pipeline を再実行し、Timeout 内に approve してください。 |
参照: Manage credentials、Manage environments、Add a security scan job、Add an approval gate